研究施設で働く女性にとって、妊娠や出産を迎える時期は特別な時間です。同時に、日常的に扱う化学物質や有害ガスが身体に影響を及ぼすのではないかという心配も伴います。そのため労働基準法に基づく「女性則」では、母性を守るために危険な作業を制限する仕組みが設けられています。
しかし、制度があるだけで十分に安心できるとは限りません。本当に必要なのは「守られる」ことに加えて、職場の環境そのものを安全に整えることです。ここでは、女性則の背景と現場の課題を整理し、研究を続けるすべての人が安心できる環境づくりについて考えます。
女性則が守る安心と、現場に残る課題
女性則(女性労働基準規則)は、妊娠中や産後1年以内の女性を対象に、鉛や有機溶剤、粉じん、有害ガス、放射線、高圧作業などを制限し、母性を守るために定められた大切なルールです。
妊娠や出産を迎える研究者にとって、作業はこれまで以上に慎重さが求められます。とくに有害ガスや化学物質は目に見えず、においにも慣れてしまうため、「気づかないうちに身体に影響しているのでは」という不安がつきまといます。
本来であれば、そうしたリスクから女性を守るために女性則が存在しています。しかし制度で危険作業を制限しても、現場に残る不安まで完全に取り除けるわけではありません。
例えば、古い換気設備では有害ガスを十分に排出できない、研究室が狭く薬品量に対して空間が不足している。こうした設備や環境の制約が不安を残す要因となっています。
作業を制限するのではなく、環境を変える
「女性則によって、守られているはずなのに安心しきれない」そのギャップを埋めるには、制度に加えて環境そのものを改善する取り組みが求められます。
もし研究環境がしっかりと整えられていれば、作業の制限に縛られるだけでなく、安心して職場に立ち続けることができます。そしてそれは、妊娠中や産後の女性にとってだけでなく、同じ空間で働く仲間にとってもメリットのあることです。
環境改善の視点を取り入れることは、当事者の健康を守るだけではなく、研究を進めるチーム全体の安全と効率を高めることにつながり、「みんなにとって安心できる研究室づくり」という前向きな取り組みにもつながります。
TOGAの有害ガス浄化装置で、研究室の空気を安全に

研究環境を改善する具体的な方法のひとつが、有害ガス浄化装置の導入です。とくにTOGAの有害ガス浄化装置は、研究室における“目に見えないリスク”を取り除くために開発された装置です。
この装置は、揮発性有機化合物(VOC)、酸やアルカリ性のガスなど、母性保護の観点から避けるべき有害ガスを99%以上除去する性能を持っています。独自のTOGAフィルターは「吸着」「化学反応」「中和反応」を組み合わせた仕組みで、国際特許を取得しており、高い信頼性を備えています。
さらに大きな特徴は、ダクト工事が不要な点です。既存の研究室に後から導入できるため、管理者にとっても負担が少なく、現場の声を反映した改善がしやすいのです。加えて、省エネ設計でランニングコストを抑えられ、静音性にも優れているため、作業の集中を妨げることもありません。
母性を守り、安心して研究を続けられる未来へ
妊娠や出産を迎える時期は、研究者にとって大切なキャリアの節目でありながら、自分と赤ちゃんをどう守るかという課題とも向き合うことになります。女性則は、そのために存在する重要なルールです。しかし、制度だけで現場の不安をすべて解消できるわけではありません。
本当に安心できる研究環境をつくるには、危険な作業を制限するだけでなく、研究室そのものを安全に整える取り組みが欠かせません。有害ガス浄化装置のような環境改善の手段は、母性を守ると同時に、同じ空間で働く仲間たちにとっても安心をもたらします。
守られる立場にとどまるのではなく、研究現場をより良く変えていく一歩を踏み出すこと。それは、母性とキャリアの両方を大切にしながら研究を続けるための前向きな一歩です。
母性を守り、安心して研究を続けられる未来へ。
その実現は、制度と環境改善の両方から始まります。
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